ハーブのある暮らし

ハーブに興味を持った私が、日常とハーブやアロマについて語ります

フレッシュハーブを乾燥させてドライハーブを作るときのポイントと注意点

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ベランダやお庭で育てたハーブはフレッシュな生を使うだけでなく、乾燥させてドライハーブとして活用することもできます。乾燥させたドライハーブなら長期保存もできますし、お茶(ハーブティー)としても使うことができます。

今回はそんな生のフレッシュハーブを乾燥させてドライハーブにするコツや方法、保存方法や注意点などを紹介していきます。

フレッシュハーブを乾燥させてドライハーブにしよう

ハーブは生のまま使うのも良いですが、乾燥させることでより香りが強くなるものもあります。

フレッシュとして生のハーブを利用する方法もいいですが、乾燥させることで、ハーブの成分が凝縮されお茶などにする際は成分が抽出しやすくなります。保存性が大きく向上するのもメリットですね。

 

ドライハーブに向いているハーブ

  • ローズマリー
  • タイム
  • セージ
  • バジル
  • ミント
  • ラベンダー
  • カモミール
  • パセリ(イタリアンパセリ)
  • オレガノ
  • フェンネル

等が挙げられます。

 

ドライハーブにする方法、作り方

収穫したハーブを水洗いして泥やほこりなどの付着物を落とします。洗った後は、キッチンペーパーや清潔なフキンなどの上において水気を切りましょう。

herb.hatenadiary.jp

その後の流れは葉物と茎物で違ってきます。

 

<葉物・花をドライハーブにする方法>

バジルやミントのように葉を使うハーブやカモミールのように花だけを使うハーブは平たいザルなどに乗せて乾かします。風通しの良い場所であまり強い日には当てないようにして乾燥させましょう。

風乾ネットなどがあれば、そうしたものを使っても良いですね。数日かけて乾燥させます。ベランダや軒先につるす場合、夜は室内に取り込んでおきましょう。

完全に乾いてカリカリ、ちりちりになれば出来上がりです。

 

<茎ごと収穫するハーブをドライハーブにする方法>

タイムやローズマリー、ラベンダーのように茎ごと収穫するハーブについては、数本を束ねて逆さ向きにして風通しの良い場所につり下げて乾燥させます。

完全に乾いてカリカリになったら出来上がりです。

 

<最後は軽くレンチン>

十分に乾燥したら保存容器に入れますが、不十分な乾燥だとカビがはえてしまうこともありますので、最後に10秒弱くらいをレンチンするとよいでしょう。

密封性のある保存容器に乾燥剤を入れてそこにドライハーブを入れて冷暗所で保存します。半年~1年くらいは持ちますよ

ちなみに、保存容器は事前にしっかりと洗って(できれば煮沸消毒して)おきましょう。乾燥したドライハーブは外見からじゃ、何かわかりにくいので、できれば瓶にシールなどをはっておくとよいでしょう。

 

ドライハーブはスパイスやハーブティーに最適

乾燥させたドライハーブは、お料理のスパイスとしてはもちろん、ハーブティー(お茶)としても最適です。

特に、ミントなどは清涼感バツグンです。ミントティーは暑くなるこれからの時期に最適ですよ。

参考:美味しいハーブティーの入れ方(リーフ・ティーバッグそれぞれの入れ方を詳しく解説)

ハーブによっても違いますが、だいたいティースプーン1杯が1杯分です。