ローズヒップは、皆さんもご存知「薔薇」の果実部分です。
ハーブティーとして利用されるだけでなく、ジャムなどの材料として利用されます。ビタミンCが非常に豊富とされ、美容意識の高い方に人気の高いハーブとなっています。ローズヒップから抽出したオイルなどが化粧品としても販売されていたりもします。
市場に流通しているローズヒップは「イヌバラ」と呼ばれる薔薇を使っています。乾燥させたものが一般的で、実を半分に割り、貝の殻のような見た目の「ファインカット」と呼ばれる形状になっています。
ローズヒップティー(茶)として楽しむ
乾燥したローズヒップが販売されているので、それをお茶として抽出すればローズヒップティーとなります。
ローズヒップのビタミンCは熱に強いためハーブティーとして飲むのがおすすめです。
味わいとしてはやや果実感があります。ただ、甘くはありません。すこしアセロラっぽい感じでしょうか。
そのため、少し飲みにくいなというときは、ハチミツなどを混ぜるといい感じになります。酸味があるとういイメージをお持ちの方も多いですが、酸味はあまりありません。
ローズヒップティーは単独ではなく、一緒にハイビスカスがブレンドされることが多いので、そのイメージかもしれません。
ホール(カット)されたものを購入してお茶殻も活用しよう
ちなみに、ローズヒップはティーバックもありますが、ホール(茶葉)で買うのがおすすめです。
なぜなら、出がらしを「食べる」こともできるからです。
たとえば「こちら(ローズヒップのはちみつ漬け)」などが紹介されていますが、こちらハーブティーを飲んだ、出がらしを使う事で、ローズヒップを2度楽しむことができるのです。
ローズヒップの成分は一度お茶にしたくらいではできらないので、お茶として楽しんだ後はジャムのようにして活用できるわけですね。ハーブコスメとしても利用できるみたいですので、ぜひお試しください。
ブレンドハーブティーにもよく利用される
ローズヒップは味わいを邪魔しない割に美容効果が高いことから、ハーブティーのブレンドによく利用されます。
市販のブレンドハーブティーはもちろんですが、ご自身でブレンドするときもローズヒップを少し加えるのもおすすめです。
ちなみに、市販のブレンドだと記事中にも書きましたがハイビスカスとのブレンドが多いですね。ローズヒップ単体だとお茶の色味があまりよくなく、バラっぽさがないためでしょうか?
赤色が強いハイビスカスとブレンドすることでローズっぽさ?を演出することが多いです。
もちろん、効能的にも補完的作用があるので、組み合わせとして人気です。
妊娠中もOK
ローズヒップティーは妊娠中でも安心して飲むことができます。もちろん、ノンカフェインです。