室内で育てているようなハーブなら洗わずにそのまま使うこともできますが、ベランダで育てているハーブやスーパーなどで買ってきたハーブはどうしても無農薬であっても汚れがついていますので、調理や加工をする際は洗ってから利用するようにしましょう。
ただ、ハーブは全体的に繊細なものが多く、強く洗ってしまうと葉を傷つけてしまって黒ずんでしまったり、形が崩れたりするので優しく洗うようにしましょう。
以下は、ハーブの種類ごとの洗い方です。ハーブと一口にいっても様々な種類があります。それぞれにあった方法で洗うようにしましょう。
押し洗いをするハーブ
ハーブを洗うときは、押し洗いが基本です。
水につけて、葉を傷つけないように優しく押すようにして洗います。揉んだりするのはNGです。パセリ、セージ、タイム、レモングラス、レモンバーム、ローズマリー、ミントなどは水につけての押し洗いがおすすめです。
水に浸して洗うハーブ
押し洗いをすると傷がつくようなハーブは水に浸してしばらく置いておきましょう。コリアンダー、オレガノ、タラゴン、ディルなどは傷みやすいので、この方法で洗うようにしましょう。
さっと水にくぐらせて洗う
傷がつくと痛んで黒ずんでしまうようなバジルやソレルなどは、水にくぐらせる程度にしましょう。水につけたままにしておいても色が悪くなります。
洗ったあとはしっかりと水切りをする
何れの方法で洗った場合でも、最後はしっかりと水切りをします。バットなどにペーパータオルを敷いて、その上にハーブが重ならないようにします。